「新興宗教」の本当の意味合いと統一教会などの新しい宗教
わたしたちが暮らす日本では、宗教団体や宗教法人などの信仰に関連した団体や教えが、あまりメジャーではありません。それぞれの宗教を信じているご本人にとっては、生活の大切な部分なのはまちがいありません。一方で、いわゆる無宗教の人たちにとっては、宗教そのものがふだんの暮らしと縁遠く、仏教を例にとれば、親戚や身内の冠婚葬祭のときしかかかわりがないという人が少なくないでしょう。 自分に縁遠いと、それだけで関心を持たなくなりがちです。関心が持てなければ宗教に関する知識が乏しくなり、そのために思わぬ勘違いや疎外感を生んでしまいかねません。 そんな勘違いのひとつに、「新興宗教」があります。あたらしく(新)おこされた(興)宗教と、漢字そのままの意味が、世間一般の受け止め方といっていいでしょう。 しかし、多くの人が思っているような意味とは、少しちがっています。宗教の分類で新興宗教といったとき、あてはまる宗派や団体は、ほとんどが100年近く前かそれ以上に古いものを指します。実際には「あたらしい」というより、すでに幾世代を経て世の中に認められている団体が多いのです。 有名な新興宗教団体には、創価学会、立正佼成会、天理教、幸福の科学、統一教会、パーフェクトリバティー教団などがあげられます。いずれも社会的に幅広い活動をしており、教育や政治の場面で活躍しているのをご存知の方も多いのではないでしょうか。 ひるがえって、設立から間もない本当に「あたらしい」宗教団体のことは、「新新興宗教」とくくられます。この一事を知っておくだけで、宗教の見方がより正確になるのではないかと思います。
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